私を超えて空を掴む | 感情マスタープログラム(Step6)

空

こんにちは、
datum house編集部です。

前回のStep5では、
「三大欲求を超える」をテーマに
具体的な方法をお伝えしました。

皆さん、試していただけましたか?

今回が感情を起点にして、
空(くう)を掴んでいただく最後のステップとなります!

 

STEP1. 感情とともに過ごす

STEP2. 健康問題を超える 

STEP3. 人間関係の問題を超える 

STEP4. 経済的問題を超える

STEP5. 三大欲求を超える 

STEP6. 私を超えて空を掴む ←今回はここ!

 

基礎からステップ毎に丁寧にお伝えしてきた
感情マスタープログラムも最終回です。

最後のStep6は
「私を超えて空を掴む」がテーマです。

ぜひ、最後までお読みいただき、
実際に試してみてください。

「私という存在」とは?

classic bycicle against a brick wall

感情マスタープログラムも最終回のStep6です。

今回は、「私を超えて空を掴む」をテーマにお伝えします。

今までStep1から順番に学んでこられた方は、
いよいよその極みを掴んでいただくことになります。

前回の記事では、三大欲求である、
「生存欲求」「承認欲求」「支配欲求」
感情を生み出す元であるとお伝えしました。

そして、この三大欲求は、
当然ながら「私」から生まれています。

ここでいう「私」とは、
ボディ(体)という意味ではなく、
「私という存在」という意味です。

「私として存在している」

という感覚が起こったことにより、
それを維持するために、

生存欲求が生まれ、
承認されたいという願いが生じます。

そして、
「自分の思い通りにしたい」という
欲求が生まれるのです。

そのすべての元は、
「私が存在している」という存在の感覚なのです。

裏を返すと、
私がいなかったら、
欲求も感情も生まれてきません。

元々、空(くう)の時には、
私はないのです。

空(くう)の状態は分離がありません。

しかし、私として生まれた瞬間、
「私」と「私以外」という分離が生まれます。

私という存在を外すと空(くう)になる

asphalt road and sea-1

「私」と「私以外」という分離から欲求が生まれる前に、
「ただ存在している」という誰もがもっている感覚があるはずです。

ただ、多くの人は、その感覚に気づいていません。

でも例えば、熟睡から目が覚めた時、
「どこにいて、私が誰か分からない」
という一瞬があると思います。

しかし、
「ここはどこ?私は誰?」と思っていても、

「存在の感覚」だけは、一番最初にあります。

それがいわゆる「私」と言うものです。

その「私」を吹き送ること。

つまり、
「私という存在」の感覚を外してあげる
自動的に空の境地に戻ることになります。

では、その「私」という感覚に
どうやって気付けばいいのでしょうか?

「私」に気づき、吹き送る方法

これまで感情マスタープログラムでは、
感情の扱い方や、感情の上位にある
三大欲求の扱い方を学んできました。

そして、感情や欲求を
「とほかみえみため」で吹き送り、最適化してきました。

もしかしたら
気がついた人がいるかもしれませんが、

感情を生む三大欲求を
最適化した瞬間に残るものがあります。

それが「私という感覚」です。

まずはその感覚に気づいてください。

そして、「私という感覚」に気づいたら、
その私という存在を感じながら「とほかみえみため」を唱えてください。

そうするとある瞬間、
「私という感覚」がフッと消えてなくなります。

その瞬間は、最初は気づかないかもしれません。

なぜなら「私」がなくなると、
消えた私を認識するものがいなくなってしまうからです。

「寝ちゃってたのかな」とか、
「ぼーっとしてたのかな」と最初は感じるかもしれません。

または、ふと振り返ると

「数分間ぐらい意識がなかった」

といった感覚になるかもしれません。

まず重要なのは、
三大欲求を吹き送った後に残る、
存在しているという感覚。

そこに気付くのが大事になります。

その「存在しているという感覚」に気がついたら、
それと共に「とほかみえみため」を唱える。

これだけです。

この構造がわかると、相当掴みやすくなります。

存在という絶対の真実

実際にやってみて、体感すると、
この「存在という感覚」は、

「生まれてから今までずっとあり続けていたんだ」

ということに気がつきます。

この「存在の感覚」があるからこそ、
それに付随するいろいろな欲求や
感情が出てくるのだと実感するのです。

すると今まで扱ってきた感情や欲求は、
例えるなら、自分というスペースがあって、

「そこをただ、横切っていただけなんだ」

ということが分かるはずです。

そのスペースそのものが、
実は「存在しているという感覚」なんだと気づくのです。

誰にとっても、「存在している」ことは、
絶対に揺るがない真実です。

逆に言うと、他のものは、
観念や想像によっていくらでも作れます。

ぜひこの
「誰も疑いようのない事実」の感覚を掴んでください。

実はこれが「最後の一枚だったんだ」と気付くはずです。

言葉で説明するのは難しいので、
これはやってみるしかありません。

三大欲求を「とほかみえみため」で祓った瞬間、
残ったものを感じながら「とほかみえみため」を唱えてみてください。

瞬間瞬間に生まれ変わり本質に戻る

Happy kid outdoors in nature having good time picking the tree (retro style sunset time)

感情を認めることから始めて、
最後には「意識の元の存在」という
深い世界に気づくステップをお伝えしました。

なかには、

「感情は、五階層の下から2番目でしょ。私は卒業したわ」

と思っていた方もいたかもしれません。

しかし、

ステップごとに、感情を認め直して、
その源泉にたどり着いたとき、
そこには違う世界が広がっています。

結局、「存在しているという感覚」に気づくと、
今まで自分だと思ってたものを
切り離して考えられるようになります。

三大欲求も感情も、
存在しているという感覚を横切っている情報に過ぎない。

それが客観的にわかった瞬間に、
切り離しやすくなるのです。

 


いかがでしたか?

本当に一生が変わってしまうぐらいの、
秘伝的なアプローチをお伝えしました。

とにかく一度、試してみてください。

 

感情マスターへの6ステップはこちら

STEP1. 感情とともに過ごす

STEP2. 健康問題を超える

STEP3. 人間関係の問題を超える

STEP4. 経済的問題を超える

STEP5. 三大欲求を超える

STEP6. 私を超えて空を掴む

 

感情が自分だと思っている人は、
それ以外が見えなくなってしまいます。

また、
三大欲求が自分だと思っている人にも、
それ以外は見えません。

これらをクリアにしないと
「存在しているという感覚」
見えない世界のままです。

これまでのStep1〜5は、
ここにたどり着くために必要なプロセス。

もし掴めなかったという方は、
Step1〜5まで復習して、基礎から見直してみてください。

今まで自分だと思っていたものの
階層が変わってきます。

実は、ここまで極めると、
悩みはなくなってしまいます。

なぜなら、
瞬間瞬間生まれ変わり、
いつでも本質に戻れる状態になるからです。

感覚で捉えるしかない部分ではあるので、
根気強くチャレンジしてみてください。

きっとあなたの一生を変える技になるはずです。

これまで感情マスタープログラムに
お付き合い頂きまして本当に有難うございます。

Step1〜6を極めて、
人生をより平安に楽しく生きていただければ、

私たちにとって、
それに勝る喜びはありません。

ぜひご活用いただけますと幸いです。

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