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「情緒をクリアにして“臨時収入”」の秘密 | 感情マスタープログラム(お金の情緒編)

作成者: datumhouse編集局|Dec 19, 2024 2:24:18 AM

お金にまつわる感情

今回はお金をテーマに、
感情のマスタープログラムをおこなっていきます。

以前、
EasyLOGOSで発信したい構文を公募したところ、

1番要望が多かったのが、
自然災害に対する構文で、第2位が、なんとお金

やはり経済に関する問題は、
生活とは切り離せない問題のようです。

コロナ禍によって、
経済的に打撃をこうむっている方も多く
不安を抱えている方が多いのでしょう。

そして、
感情とお金の問題は、かなり関係が深いのです。

だからこそ、
自分の情緒をクリアにすると、
お金の流れが激変します。

いつお金に関わる情緒が動くのか?

今回は、お金の中でも、
お金を「使う」ことに関連する情緒にフォーカスします。

なぜなら、
お金に対する情緒が一番動くのは、
お金を支払う時だからです。

「お金」という漠然としたものよりも、
具体的なシチュエーションを考えた方が、
よりリアルな自分の内側の感情が出てきます。

例えば月末の支払いで、
お金を払う時ざわざわしませんか?

自分が困っている時ほど、
請求書が来ると怒りや恐怖が湧いてきたりします。

本来、税金は支払わなければならないものですが、
忘れてた税金の督促状が不意に届いた時に、

「なぜこんなにも、私を苦しめてるのか?」

といった情緒が湧いてきたりします。

これが自分で、
お金に付着させている情緒なのです。

お金にまつわる情緒をクリアにするワーク

実際に、
「お金を支払う」「お金が減る」という
リアルな場であるほど、強い情緒が沸き上がってきます。

しかし、これは、

自分の中にある
普段は気付かない「リアルな」お金に対する
感情をクリアにするチャンスになります。

お金を払う時は、エネルギーが1つ動きます。

お金が出ていく時に付着した情緒から、
お金の流れに与える影響をクリアにしていきましょう。

具体的なやり方は以下の通りです。

お金を払う時に付着した情緒を考える

自分がお金を支払う時、
どういう情緒が湧き上がるのかを感じます。

具体的にお金を支払う状況で、
どう感じるのかを想像してみましょう。

不意な出費であるほど、
リアルな情緒の動きが出てきます。

情緒語を当てはめる

第2回目の記事で紹介した
「情緒の一覧表」を見て、

湧き上がった感情に
ぴったり当てはまる情緒語を見つけましょう。

お金のことを考えると、
怒りや寂しさを感じたり、
鬱になる人もいるかもしれません。

そういった、
お金に付着している情緒を
リアルに思い浮かべながら、

「これかな?」

と思う情緒語を
一つ一つ唱えていきます。

例えば、
憂うつな感覚があるなら、

「鬱」に分類された情緒語の一覧を
一つ一つ読み上げていきましょう。

特に反応する情緒語が見つかったら、
その情緒語を何回か唱えた後に、

その言葉で動いた感情だけでなく、
身体に起こっている反応を感じながら
「とほかみえみため」と唱えてください。

その情緒語に対する反応が
だんだん和らいだり、

あるいは消えてしまうということが
起こってくると思います。

大事なのは、その情緒が変化するまで、
「とほかみえみため」を唱え続けることです。

ぜひ、その情緒が
「和らいだな」と感じるまで続けてみてください。

情緒の変化をテストする

お金に関する情緒を感じるワークの前後で、
どれだけ変化したかを確認します。

例えば、鬱という感情なら、
全く鬱を感じてない
ノーストレスの状態が「1」だとしたら、

耐えられない状態が「10」というように、
10段階で状態を把握するのがおすすめです。

ぜひ、1から10の間でどれくらい変化したのかを、
第3回目の記事で紹介した
スウェイテストを使って確認してみてください。

お金に対する情緒が解消されると変化が起きる!

ここからは、
お金に対する情緒や固定観念が
解消されることで起こった、
変化の事例をお伝えします。

例えば、
働きたくないという情緒がある場合。

それを感じていた人は、
働きたくないのは

「自分が怠け者だから」

だと、
自分を責める方向に、
二次感情を膨らませてしまいがちです。

しかし、それは逆で、

「働いても働いても結局お金が残らない」

「働いても働いても税金で持っていかれる」

と言った情緒が積み重なって、

「何のために働いているんだろう?」

と「鬱」の感情が湧き上がり、
働きたくない原因になっていたりします。

しかし、そういう方は、
この「鬱」という情緒を、

「とほかみえみため」

を使って手放すことで、
働くのが楽しくなって、

結果として、
「お金の問題も解決していた」
という事例がたくさんあります。

人間は、働いている時間が一番長いです。

だからこそ、
働く時間を楽しく過ごせるかで、

人生の幸福度は、
まったく違ったものになってしまいます。

楽しく働いていれば、
当然、お金の流れは良くなります。

例えば、
昇給したり、次々と売上が上がったりと、

お金の流れが、
自然とスムーズになる事例は、
非常に多いです。

また、
お金にくっついた情緒をクリアにすることで、

「臨時収入が入ってきた」

という事例も非常にたくさんあります。

お金は流れなので、
情緒によるうっ滞影を解放しただけ、

その情緒が影響を与えていた部分の現象が、
どんどん良くなります。

特にお金は数値化できるので、
お金にくっついた情緒を手放すことで、
どれだけ良くなったかが分かりやすいです。

ぜひ、楽しみながら
自分の感情と向き合ってみてください。

「深刻さ」は感情マスターを阻害する

ただし、注意点があります。

感情をマスターする上では、
「深刻さ」はとてもマイナスです。

「今、お金のことで困っているから、
 お金の感情をクリアにしなければいけない

というように、
義務感が大きくなってしまうと、

感情マスタープログラム自体が、
面白くなくなってしまいます。

なので、遊ぶように、楽しい感覚で、
日々の空いた時間で、楽しんでやってみてください。

また、深刻というのは、
「客観視」ができていない状態です。

お金の問題に縛られている時は、
お金の問題だけにフォーカスしてしまいがち

客観視をするためにも、
湧き上がった感情に名付けるのが、
最初の一歩になります。

そうやって、
感情を客観視できると、
自分の周囲が見えてきます。

例えば、
お金の問題に苦しんでるけど、

「体だけは元気だ」
「家族とは仲が良い」など、

お金という感情に、
囚われていたために見えなかった、
すばらしい景色の広がりに気づくはずです。

お金の情緒を手放すことは、

「実は、私って幸せだったんだな」

ということを、
客観的にみることにも繋がります。

逆に、

たった1つのマイナス要素だけを
見続けてしまうことは、
悩んでいる方の特徴です。

このように、客観視ができると、
「感情」を起点に繋がっているものが見え始めて、

悩んでいたときには気が付かなかった
選択肢が目の前に広がってきます。

今回のワークを通して、
掴んでいるものを手放すことの大切さを、

お金にくっついている
「感情」から体感いただければと思います。